ゆうPAN 活動報告 | 花岡児童総合研究所

ゆうPAN 2016.5.21-22 生活体験合宿

生活体験

まずは電車の中で、メニューリストを見ながら友達やスタッフと相談。3日分の食事メニューは、スタッフが思っていた以上にあっという間に決まりました。

駅に到着し、いつものスーパーで買い物です。

チームに分かれ、スタッフの指示通りの材料を協力しながら探しますが、分からないことや悩んだり迷ったりした時は、スタッフに聞き、相談をしながらの買い物もスムーズに行うことができました。

檜原に到着し生活がスタートすると、仕事は分担表を見ながら、また、担当が決まっていないご飯づくりや掃除は相談し、協力しながら2日間、生活体験を行いました。 それぞれが役割を持つことで、生き生きとした顔つきに。

そして、今回は「お風呂の神様」「掃除の神様」がいて、チェックが厳しく(スタッフのチェックです)0点か100点しかない状況に、メンバーは1回で合格をとりたいと笑顔ながら覚悟を決め一生懸命に丁寧に行なっていました。

決まっている仕事(役割)ももちろん頑張っていましたが、今回は「何か手伝うことある?」とご飯づくりや洗濯物をたたむ際も積極的に仕事を探し、作業をしていきました。

酪農体験(掃除、えさやり、卵の収穫)

今回は仕事体験として、ロッジの近くで酪農をされている中川さんにお世話になりました。1日目は小屋のゴミ拾い。トングでゴミを拾いますが、みんなが苦手な探すところからです。

大きいゴミから小さいゴミまでトングを使い、ビニール袋に集めていき、最後はどんなゴミを拾ったか、見せ合いをすると意外なゴミまで拾っている子もいて、みんなで驚きました。

次は、羊と烏骨鶏のエサやり。羊は、柵の外から優しく声をかけ少しずつ手に取り楽しそうにあげていましたが、烏骨鶏は柵の中に入ります。

中に入ると、どんどんと集まってきて、入るのもやっとやっと。動きも機敏でメンバーはドキドキしてなかなか餌やりの場所までたどり着けません。

そんな中でも諦めずに少しずつ進み、餌をやり、一息。メンバーは段々と環境に慣れてくると、羊に触れてみたり、烏骨鶏を捕まえ抱っこしていました。

そんな様子を見て、施設の方が生まれたばかりの烏骨鶏のひなを触らせて下さいました。とても小さなひなに、優しい表情でそ~っと触ったり抱っこしていました。

次の日は、卵の収穫。ぱっと見たところ、どこにも卵が見当たらず、ちょっとがっかりしているメンバーでしたが、烏骨鶏のお腹のあたりをよーく覗いて見みるように伝えると「卵だぁ」「あったー!」と嬉しそうに話しながら収穫。

貴重な卵なので、1人1個専用のパックに入れ施設に持って帰りました。普段食べている鶏の卵と比べて見ると、ひと回り小さめ。

頂いた卵はよく洗い、卵かけご飯や目玉焼きにして、大切に味わっていただきました。

振り返り

夜のミーティングでは、乾杯をし、1日目の行動の振り返り。個々に今日一日を振り返りながらノートに記載してから全体で発表し合いました。

ほとんどのメンバーがスタッフと振り返らなくても、スラスラとノートに書き、良かった(頑張った)ところ、悪かった(出来なかった)ところを、隠すことなく、きちんと振り返りながら話をすることができていました。

また勝手に話すのではなく、手をあげ、早く話をしたいと意思表示をしているメンバーもいました。これから生活・仕事をしていく上で、自分の行動を振り返ること、そして報告をすることは大切なことになります。

今回のように冷静に自分を見つめ直せることや、素直に良い事も悪い事も話ができると、仕事もプライベートもうまくいきやすくなります。 今回の振り返りは、皆真剣で話にも積極的でとても良い時間となりました。

自由時間(夜の散歩&トランプ&川遊び)

生活は全体的に手際が良く、夜に時間が少し取れたので近くに散歩に行きました。 普段とは違い、夜歩くことにワクワク。話したり、スキップしたり、虫を見つけたり。

また、今回は手遊び「アルプス一万尺」が大流行り!難しい動きにリズムも加わり、さらに相手とも合わせて動く。なかなか高度な遊びです。しかし出来てもできなくても、みんな笑顔で何度も挑戦!とても楽しい時間でした。

自由時間にしたいことをみんなで相談すると、1日目は数ある意見の中からトランプ・2日目は川遊びに決まりました。

トランプは時間のある限り、ババ抜きとジジ抜き。誰が1位になるのか、みんな真剣勝負です。 ジョーカーが回ってくると、どうしても表情が変わってしまい、ばれてしまいますが、そんな様子もとても盛り上がりました!

川では、流れを見ていたり、石投げをしたりとゆっくりしているメンバーや、ズボンをあげ、冷たい水の中を歩いたり、水をかけて遊んだり。同じ場所にいながら、それぞれ自分の時間を自由に過ごし、自然のなかでのびのびとリフレッシュしていました。

  

スタッフコラム

ほとんどのメンバーは何度も行っている合宿。スタッフがいろいろと説明をしなくても、「僕、お風呂掃除やるよ!」と積極的に話していたり、分担表を見ながら自分の仕事を確認していたり、スタッフが見ていなくてもお風呂の準備をしていたり。

今回はそれだけでなく、初めてのメンバーに施設を案内したり、仕事のやり方を教えていたり。

数年前、初めてこの「生活体験合宿」を行った時には、できないことがたくさんあり、マンツーマンで指導していました。それでも、モチベーションが保てず、途中で投げ出してしまったり、集中力が切れてしまい、適当になってしまったり。

また、やることが分からずフラフラしているメンバーがいたり、上手くできずイライラしてしまったり。

この数年いろいろありましたが、一年に一回のこの繰り返しの合宿。きちんと子どもたちの力となっていることが、今回の合宿で改めて感じるとともに、出来ないことも、諦めずに時間をかけ繰り返し行うことの大切さを実感しました。

美濃 幸子(ちゃっぴー)